2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

金刀比羅宮参詣

2日間で12軒を巡り我々のうどん行脚は無事に終了した。 しかし香川をあとにする前にご挨拶をしておかなければならない場所がある。 それは金刀比羅宮a.k.a.こんぴらさん。 昨年もうどん行脚の締めくくりに訪れてありがたい風景を拝み倒した筆者達だが、今年…

三嶋製麺所

この旅をどう締めくくるのか、その問いは筆者だけでなくあのうどんマスターすらをも苦しめていた。 全ては今日のスタート、讃岐の国のキング山越の休業から狂いもつれた糸のせいだった。 それでも咄嗟の判断と冴え渡る直感でここまで筆者はアクシデントを忘…

長田in香の香

二日目の最低なスタートが嘘の様に気がつけばサクサク4軒を制覇。 時計はもう少しで長針と短針が頂点で交わろうかというところ。 さて、これがどういう状況かあなたにはわかるだろうか。 そう!世間的にはこれからお昼ご飯の時間で既にお腹はいっぱいだ。 そ…

夢ぅ

「次のお店はわたしも行ったことがありません」と言ってうどんマスターが出してきた店が夢ぅ(むう)だった。 夢ぅ。その字面、その語感、そしてうどんマスターですら未達の店、夢ぅ。 頭の中では厭が上にもトンデモなあちらのムーがオーバーラップしてきてし…

一福

今では本屋に行くとさぬきうどんの店を紹介する本がたくさん出ている。 本だけに限らずネットで検索をかけてもさまざまな評が見受けられる。 大きく紹介される店はおよそ決まっていて、そのあたりにメディアによる違いはない。紹介の仕方はそれぞれだけれど…

宮武うどん

宮武うどん復活! このニュースがうどん者に与えた衝撃は大きかったそうだ。 そうだというのは筆者が昨年初めて香川を訪れた際には既に時遅し、宮武は営業を行っていなかったからに他ならず、噂に聞く宮武系の真髄を味わっていないからだ。 それでも昨年散々…

てっちゃん

2日目。最終日。 「今日は朝から攻めますよ」 うどんマスターが自信満々に宣言する通りこの日は朝からキング・オブ・さぬきのタイトルホルダー山越、そこから谷川米穀店という豪華なセットリストで始まるうどん行脚。 あのかまたまにまた出会えると思うと筆…

瀬戸内サンセット

結局この日は6軒うどん屋を巡って初日を終了。 少しずつ暮れなずむ景色に今日食べた珠玉のうどん達との幸福な時を照らし合わせながら筆者は悦に浸っていた。 しかしその横で、うどんマスターにして今ではうどんDJの肩書きまで手にした信頼できる男ことMr.サ…

池上製麺所

往々にして地方にはその地方でのみ恐ろしい知名度を持つ人がいる。 その多くは地方局のテレビ番組で活躍するひとであったりすることが多い。 今ではすっかり全国区になってしまったが一昔前の大泉洋などその最たる例だろう。 しかしここ香川で功成り名を遂げ…

Intermission

香川を訪れてただうどんを食べただけの筆者ではない。 もちろん観光だってしております。 まず訪れたのは丸亀城。 総高60メートルにもなる石垣は日本一の高さだそうで、見るだに雄大さが増して行きます。 まずはふもとのお土産やで記念の一枚。 そこからはひ…

うどん専門店根っ子

正午を回るまでに4軒のうどん屋をめぐり勢いに乗っていた我々だったが、香川県の外れまでやってきてお目当ての店が休業という事態に見舞われてしまった。 「次はどうしましょうか‥。」落胆していたうどんマスターは気丈にも次の行き先に思考を向けている。 …

上戸うどん

「あとは好きにしてくれぃ!」 お目当ての日の出さんと一年ぶりの邂逅を果たした筆者にはもはや思い残すことはなくこの先の全てをうどんマスター に委ねていた。 助手席に深く腰掛けて横柄極まりない筆者。 そんな筆者に構う素振りすら見せずギュッとハンド…

日の出製麺所

ゴゴゴゴゴ‥。 男は体の震えを抑えることが出来なかった。 決してそれはうどんの食い過ぎでトイレに駆け込みたかったからではない。 「ついにこのときがきた‥」 それは一年前。今日の様に透き通った空が印象的な暑い日のことを今でもはっきりと覚えている。 …

麺豪山下

チュルチュルと二軒のビッグネームを制覇した我々が次に向かうは麺豪山下というお店。 筆者はともかくとしてうどんマスターもまだ未経験のお店。開店は2009年の10月とまだまだ新しい。 「この店の人は昔アームレスリングの選手だったみたいですよ」と…

がもう・なかむら

高松駅前に到着したのは午前5時半頃。 今回も筆者を魅惑のうどん旅へと誘ってくれるうどんマスターの到着予定は7時15分。 朝もやけに白くかすむ高松駅前を写真に収めながら筆者は次の動きを思考する。 普通であれば駅前のマックでコーヒーでも飲みながら…

road to 香川

ちょっと香川県にうどんを食いに行ってきました。 フェリーで。 神戸から高松まで航行するジャンボフェリーで片道四時間程度。 いかんせん筆者は育ちが良く小さい頃から移動は爺やの運転するリムジンかプライベートジェットだったためフェリーという選択肢を…

いろいろ映画

この週末は一気に映画を4作、それもかなり良い作品ばかりを見ました。 映画「SRサイタマノラッパー」 09年 日本 監督:入江悠 主演:駒木根隆介 自主制作映画という形で作られた今作はサイタマのフクヤ市というスタジオもなければレコード屋すらない地方都市…