ピッチ・パーフェクト公開記念! 日本よ、そろそろアナ・ケンドリックを知ってくれ!
いよいよピッチ・パーフェクトが日本公開!
【有名俳優が出ていないアメリカのコメディ映画】の御多分に洩れず、日本では劇場公開はおろかソフト化もされないまま本国アメリカでの公開から2年以上の月日が経ち、さらには続編まで公開されたこのタイミングで、ようやく日本の劇場でも観られる日がやってきました。
しかし、この映画に主演しているアナ・ケンドリックはいまやアメリカのショービズ界に無くてはならない存在なわけで、いつまでも【知る人ぞ知る】なんて立場で軽んじられてはもったいなさすぎる!
ということで彼女の代表作と言える今作公開のタイミングで主演のアナ・ケンドリックについて簡単にまとめてみようというのがこの記事のねらいです。
本題に入る前に、そもそも『ピッチ・パーフェクト』ってなんなのよ?という方はぜひこの記事を読んでください。
映画「Pitch Perfect」感想〜むしろ「GLEE」嫌いな人の方が共感できそうな痛快アカペラ・コメディ | THE MAINSTREAM
ちなみに今作を観ての私の感想は以下のとおりです。
Pitch Perfectは青春ものとして100点、ラブストーリーとして1000点、音楽映画として10000点、女の友情ムービーとしてスカウターぶっ壊した!
— Yuma (@mr_koumatsu) 2013, 1月 9
とりあえず間違いないってことですよ!!
それでは本題。
そもそもアナ・ケンドリックの魅力とはなんなのか?
簡単に3つにまとめてみました。
- プロ顔負けの歌唱力
- コメディエンヌとしての素養
- 可愛さよりもカッコよさ
まず1番目の【プロ顔負けの歌唱力】から。
と言っても、もとがブロードウェイ出身なのでプロの歌手といえなくもないのですが・・・。
気になる歌声は現在全国順次公開中のミュージカル映画『ラスト5イヤーズ』をチェックしてもらうのが手っ取り早いですね。
日本版公式サイトでオープニングの曲がまるまる公開されてたのでリンク貼っつけときます。
http://www.last5years.jp/about/
この映画、セリフの部分はほぼなしではじめから終わりまで主演のふたりが歌いまくりという作りになってます。それもこの歌、アフレコじゃなくて生でその場で収録したって・・・すごすぎる!
さらに、アナ・ケンドリックの歌と言えば紹介しないわけにはいきません。『ピッチ・パーフェクト』の本編中でも披露されるカップを使ったこの曲(タイトルはまんま『Cups』)。
この動画、記事を書いている時点で総計2億回(!)以上も再生されています。
日本でも最近ドラマでカップスが使われて話題になっているのでご存じの方も多いかもしれません。
本格派のミュージカルスコアからビルボードでTOP10に入るポップソングまで器用に歌いこなすアナ・ケンドリックが主演する【音楽映画】ピッチ・パーフェクト。観ないわけにはいきませんね!
次に2番めの【コメディエンヌとしての素養】について。
これもまずは動画から観てもらいましょう。
この動画Red Nose Dayという貧困に苦しむ子どもたちのための募金活動の一貫で制作されたのですが、あの『インディ・ジョーンズ』のコメディスケッチでハリソン・フォードの役を任せられていることからも、彼女がどれだけ期待されているかがわかります。
特に動画の中盤辺りで出るクセのある口ぶりとイヤ〜な女の感じがたまりません(笑)
彼女の出演映画でその部分が爆発したのが声優として参加している『パラノーマン』で演じた主人公の姉・コートニーの役ですね。
この映画の中で彼女はどれだけ危機が迫っていてもマイペースにひたすらしゃべり続けるのですが、とにかく早口でまくし立てるので聞いてるこっちがウンザリ。なのになぜかクセになるという嬉しい責め苦を味わえます!!
さらにテレビ番組では嬉々として生卵を自分の頭で割るゲームに興じたりと、シャレがわかるところも最高でございます。
そんなアナ・ケンドリックが主演する【コメディ】映画、ピッチ・パーフェクト。
観ないわけにはいかんでしょ!
最後にその3【可愛さよりもカッコよさ】について。
見た目の美しさについては何をか言わんや。各自画像検索でもしてお楽しみいただくとして、ここで注目したいのは彼女の男前な部分です。
こちらもぜひ動画を観てもらいましょう。
ジェームズ・コーデンがホストの番組でピッチ・パーフェクトさながらのRiff-Off対決をするのですがケンカの売り方といい選曲といい、いちいち男前でございます。(ちなみにRiff-Offとは与えられたお題に沿った歌を即興で歌う競技です)
戦いの後には「イントゥ・ザ・ウッズ式に(笑)」とふたりで仲良く歌って終わるのも微笑ましい限り。(ジェームズ・コーデンとは彼女がシンデレラ役で出演した『イントゥ・ザ・ウッズ』で共演)
そして、アナ・ケンドリック史上最高の男前発言は彼女の公式ツイッターで繰り出されたこれです。
Ugh - NEVER going to a Ryan Gosling movie in a theater again. Apparently masturbating in the back row is still considered "inappropriate"
— Anna Kendrick (@AnnaKendrick47) 2013, 1月 14
訳)ライアン・ゴズリングの映画は二度と劇場で観ない。後列でオナニーするのはまだイケナイコトだもんね。
holy shitでございます。新進のハリウッド女優からまさかのオナニー発言ですよ?それもライアン・ゴズリングの実名つきで。このあけすけさときたら男前以外の何者でもありません。
ちなみにこの人、オナニー発言がお好きなようで過去にはこんなツイートも。
Every time I talk to a fancy journalist and they ask what I do in my free time my scumbag brain goes "say masturbate, it'll be hilarious"
— Anna Kendrick (@AnnaKendrick47) 2012, 9月 24
訳)ご立派なジャーナリストに暇な時は何をしているのか訊かれるたびに、私の下品な脳みそが「おもしろいからオナニーしてますって言え」と囁いてくるの。
こちらもお高く止まったジャーナリストにケンカを売るのも厭わない男前発言!
ついでに最近では30年ぶりに新作が公開された『マッドマックス』を抜いて『ピッチ・パーフェクト2』が興行成績でトップに立ったことに対してこんなツイートをしていました。
No.1??? Half naked supermodels in Mad Max and y'all went to see awkward chicks sing and do vagina jokes?? This is a world I can get behind👯✊
— Anna Kendrick (@AnnaKendrick47) 2015, 5月 18
訳)1位???みんな、半裸のスーパーモデル達が出てるマッドマックスよりダサい女の子たちが歌ってヴァギナのジョークを言う映画を観にいったの??この世界にはついてけないわ。
いちいちお下品で素直じゃない物言いがまた魅力的!
と、そんなアナ・ケンドリックが主演する【カッコイイ女達】映画ピッチ・パーフェクトは今月の29日より公開です。
音楽映画は劇場の大音量で観るに限る!