ウェイコ!!
このニュースに目が止まった。
ニュースの概要はというと、テキサス州のウェイコ(記事内ウェーコ)にある『ツインピークス』という飲食店でバイク集団の抗争が発生。9人が死亡18人が負傷し、少なくとも170人が逮捕されました。
このニュースのなにが目に止まったかというと飲食店の名前が『ツインピークス』だった、ということではなくて事件が起きた町の名前がウェイコだったというところです。
つい先日読んでたこの本に出てきたばっかりでした。
本曰く、「テキサス州ウェイコは負のパワースポットだ」と。
その具体例として挙げられているのは下記の事件。
・1896年 2台の蒸気機関車を正面衝突させるショーでボイラーの爆発により飛び散った金属片2人を殺傷。6人が重症。
・1916年 軽度の知的障害者の黒人ジェシー・ワシントンが白人女性を強姦の後に殺害。有罪判決を受けた彼を2千人の暴徒が連れだして町の広場でリンチ。火炙りにして殺害。
・1953年 テキサス史上最大のハリケーンがウェイコを直撃。114人が死亡。
・2013年 肥料会社ウエスト・ファーティライザー・カンパニーの工場で爆発事故。15人が死亡、160人以上が怪我。
そして、ウェイコの名前を世界に轟かせた事件が1993年の『ブランチ・ダヴィディアン事件』でした。
これも簡単に内容を掻い摘むとデヴィッド・コレシュ率いる新興宗教教団『ブランチ・ダヴィディアン』は世界の終末に備えて武器を隠匿。その操作にあたったATF(アルコール・タバコ・花器及び爆発物取締局)と銃撃戦に発展し、51日におよぶ立て篭もりの末に教祖コレシュを含む76人の信者が集団自殺をしたというかなり衝撃的な事件となっています。
で、これを知った直後に今回の事件。またもやウェイコに不名誉な事件がひとつ増えたようです。果たしてウェイコが良いニュースで取り上げられる日はいつ来るのか。
どうせなら『ファーゴ』ならぬ『ウェイコ』って映画でも作っちゃえば?
あ、ちなみにウェイコが発祥で有名なものにはドクターペッパーがあるそうですよ。