Nothing was the same - Drake
アメリカでの初週売上が68万5000枚を叩きだして、ジャスティン・ティンバーレイクが『The 20/20 Experience』で記録した今年一番の初動(およそ96万8000枚)に続く2番めの記録だったそう。
僕はアルバムの売上には事前プロモーションへの力の入れ具合、先行シングルの反響、そして前作の評価が影響していると思う。
その観点でこの作品の売上を考えるとプロモーションについてはちょっとわからないけど、先行シングルとしてカットされた『Hold on, we're going home』が良い反応を生んでいたようなので、それが期待値を高めたことは間違いなさそう。
でもなにより前作の『Take Care』が文句なしの名盤だったことが今回のヒットに繋がっているような気がしてならない。前作はR&B/Hip-hopの枠を超えて素晴らしい音楽作品だった。
それに比べると今作は良質なヒップホップアルバムという自分内評価にとどまりそう。
前述した『Hold on~』はとても好きだし、Jhene Aikoを客演に迎えた『From Time』のメランコリックかつ艶のある音像はさすがドレイクといったところ。
ただ前作が持っていた、こちらを深いところへ誘ってくれるような圧倒的な世界観が今回は構築されていないように思った。
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