大事の前の小事?
ガソリンの暫定税率を含む税制関連法案、いわゆる日切れ法案の攻防が続く今国会。
国交省が道路特定財源を職員のレクリエーション費に充てていたという許すまじき悪行も明らかにされました。これってまさに社保庁における年金の私的流用と同じ事態なわけで、いい加減我々も本気で怒らないけませんよ。
言うまでもなく、道路の建設等に使うための財源が道路特定財源ですから!!お前らの遊行費くらいお前らで払えよ。ボケ。
と、久々に腹が立つニュースもある中で見逃してはいけないものがまた一つ。
パソコンのデータを破壊するウイルスを作りアニメ画像を組み込んでインターネット上に配信したとして、京都府警が24日、著作権法違反の疑いで大阪電気通信大工学研究科生ら3人を逮捕した。
産経新聞Web版。一月二十四日。
これを見てどう思います?
「そりゃウイルスを撒き散らしちゃいかんだろ」
ってのが大方の意見でしょう。でもこの事件、犯人の容疑は「著作権法違反」なのです。
犯人等はウイルスを作ったり、それをばら撒いたことでは罰せられず、ウイルスの配布の際に他者の著作物であるアニメーション画像を使ったことで罰せられているわけです。
これって現代における法整備としては不備がありすぎでしょ。
暫定税率等の大きな法案はもちろん、今回のような微細と言ってはいけないかもしれないけれど話題にはあまりのぼらない小さな法案まで、我々の生活に密着している国会の動向は決して他人事ではありません。
しっかりとチェックをしていきましょう。