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2011 Music

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去年はちょっと熱が下がり気味だったけれど、今年は少なくとも数はけっこう聴いたかな。深さはともかくとして・・・。
個人的に振り返って印象に残るトピックは違法ではない音楽のフリーダウンロードという動きがいよいよ本格的になってきたところ。
アーティストによる公式フリーダウンロードの動き自体はそれこそ数年前からあったことだけれど、それが一部の耳早い人たちのものだけじゃなく、僕みたいに普通に音楽きいている層にまで浸透してきている。
数がそれだけ増えたということだろうし、なにより質の高さも相当なもの。
「これフリーでいいの?」とか思う作品たくさんあったし。
そういう動きが昨今の(CDが売れないという意味での)音楽不況を助長しちゃってるんじゃないかなとこちらが心配になるくらい。
僕は今でも音楽はCDで買うのが好きだけど、iTunesのようなチャンネルを通してソフトとしての音楽を買うことが主流になるのは必定。アメリカではすでに音楽セールスにおけるCDの比率が40%程度になっているという報道もありますし。


日本の音楽市場規模 今年は世界第1位になる見込み


とまれ、僕は評論家でもなんでもないのでこれから音楽ビジネスがどうなっていくかについて持論を展開する気ではありません(そもそも持論すらない)。
僕がしたいのはおすすめの音楽を紹介したいってことだけ。
ということでまずはそのフリー音源から。



アメリカの白人ラッパーMac Miller(マック・ミラー)によるBest Day Everは彼の2010年までの曲を集めたベスト盤的なMix Tape。下記リンクからDL可能。

Mac Miller - Best Day Ever


ちなみに彼の最新アルバムBlue Slide Parkはインディでのリリースにも関わらずビルボードで1位を獲得するという快挙を達成しています。



詳しい経歴は知りませぬが・・・、ブルックリンで活動するGreen StreetのEndless Summerもよかった。3曲目のAbundanceとか夏の夕暮れが似合う心地よいレイドバック感がたまりません。


Green Street - Endless Summer



Zo!の...Just Visiting Threeは必聴のフリー音源。カバー集ではあるのですがとにかく最高!の一言。シャレオツなBGM探してるんですけど・・という人はいますぐDLしてください。


Zo! - ...Just Visiting Three


ここからは有料パート(笑)
特に順位とかないので思いついたものをそのまま並べます。


まず、再生回数でいえば間違いなく1番なのはレキシのレキツ。
極上のメロディ、グルービーなアレンジ、豪華なゲストと万全の体制で歌ってることは「縄文土器と弥生土器はどっちが好き?」とか「小野妹子って男だったんだ!?」っていうふざけたことばかり。このバランス感覚はもはや国宝級でしょう。


レキツ (DVD付)

レキツ (DVD付)


The StrokesのAnglesは僕の中でちょっと乗り切れなかった彼らの2nd,3rdのぶんまできっちり取り返してくれた傑作。マイベストの1stにあった荒々しいクールネスと今やトップバンドに上り詰めた彼らの洗練されたたたずまいが絶妙です。先攻シングルのビデオにそれがよく現れてますね。


Angels

Angels


Mayer Hawthorne(メイヤー・ホーソーン)のHow Do You Doのもつソウル性は、いまや電子音ピコピコが主流になってしまったブラックミュージックよりもよっぽど純正なソウルといって差し支えないのでは。ちなみにこの人もカバー集のフリーDLやってますので気になる人はまずこちらで試してみてはいかが?


How Do You Do

How Do You Do


FalconsのIndian Summerもよく聴いた!
音楽もそうだし、一般の流通チャンネルではなくネットでのダウンロード販売のみという姿勢でやってるのもおもしろい。しかも値段は最低5カナダドルで、こちらが自由に決められるんです。円高の今がチャンス!


Falcons - Indian Summer


Washed OutのWithin and Without、今年の音楽キーワードは?ときかれたらとりあえず「チルウェーブ」って言っときゃOK。実際このアルバムはいいです!陶酔感は高いんだけれどドラッギーなそれではなく爽やかなポップさがある感じかな。色んなジャンルを横断的に取り扱っているので門戸は広いと思います。


Within & Without

Within & Without


Adeleの21、デビュー曲の「Chasing Pavements」聴いてぶっ飛んで、でも実は19はそこまではまってなかったので今作もこれだけ売れてるけどどうかなと懐疑的でした。でもこのアルバムは最初から最後までばっちりですね。


21(UK盤)

21(UK盤)



Tomato n' Pineのジングルガール上位時代は年の瀬にきたアイドルソングの決定打でしたね。
秋元康つんく♂といった男性プロデューサーがある種、定型化したアイドルソングの歌詞世界(前者は夏休みのちょっといけてない中高生男子、後者は極端にサバサバしているかスイーツな女の子)を押し出しているのに比べて、このグループはプロデューサーが女性だからなのかあくまで自然な感じがしていいです。それとも、これでもまだ男の幻想を背負わされているものなのでしょうか。


ジングルガール上位時代(初回生産限定盤)(DVD付)

ジングルガール上位時代(初回生産限定盤)(DVD付)


そして、最後に数が多いのでまとめてしまいますが今年は前山田健一、あるいはヒャダインに大いに楽しませてもらいました。
この人もアイドルの曲を多く手がけていますが、さきほどあげたどのプロデューサーとも違うというか、ちょっとおかしい(笑)
世界がぶっ飛びすぎていて最高です。


前山田健一名義でプロデュースしたものであれば、これも最近でたばかりのクリスマスソング。明らかにおかしなことになってます。


ヒャダインとしての活動であれば、この曲のハイパーさにはクラクラしました。
ちなみに相棒の女性ヒャダル子の声もヒャダインがひとりでやってます(笑)


振り返れば今年もいい音楽にたくさん出会えたような気がします。
が、最後の最後にまだ真打ちが待ってますのでこちらもおそらく今年のおすすめということになるでしょう!(今のところ傑作の予感ビンビン!!)


Dreamer the Believer

Dreamer the Believer