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2010年の私的映画ベスト10

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10位「タイタンの闘い」
これはもう完全に「個人的なランキングなので!」という言い訳を全力でしなければならないと思うが、題材が全て。
それじゃあ、この映画が今年公開されていなかったら「パーシー・ジャクソン」が10位に来ていたのかと言われれば、そうではないわけで。
やはり作品としての完成度も高かったかな。
イオ役のジェマ・アータートンの美しさも必見。
ただし3Dの出来は本当に酷いので2Dで普通にご覧あれ。



9位「ゾンビランド
ゾンビだらけになった世界で生き残った少年がマッチョなおっちゃんや可愛いけれどクセのある姉妹との出会いで成長していく。
とにかく笑えるし、お姉ちゃんとのロマンスにはピュアなドキドキを思い出させてもらえるという映画。
終盤、遊園地での戦闘シーンは圧巻。
コンパクトにまとまっているので軽く見られるものを探している人にはぴったり。



8位「キックアス」
アメコミヒーローものに特有のマナーをきっちり随所に織り込みながら、通常のヒーローものでは扱えないポリティカリー・インコレクトが満載の快作。
キックアスが初めて世界へ飛び出したときのかっこよさ。滑稽なはずなのにめちゃくちゃカッコイイというその魔法を体験して欲しい。


7位「インビクタス 負けざる者たち」
クリント・イーストウッド御大が俳優業引退を宣言してから初となる作品は氏のフィルモグラフィの中でも珍しいくらいに爽やかな後味を我々に残してくれた。
人間にとって芸術や、スポーツがどれだけの価値を持つのか。
富めるものも、そうでないものも、それらの前では等しく愛される権利をもつのだ、とこの映画は言っている。


6位「トイ・ストーリー3」
名作の誉れ高い前2作から長いスパンを経て作成された今作は上がりまくったハードルを軽々と鼻歌を歌いながら超えてしまった。
笑える箇所が多いのがポイント高し。特にケンね。もうあいつが画面に出ているだけで口元が緩む。


5位「ヒックとドラゴン
今年見た映画の中で最も映画的快感を与えてくれたのがこれ。
ずっとワクワクドキドキしっぱなしで気がつけばエンド・ロール。
一人で見るもよし、家族で見るもよし、エンターテイメントとはこれのことだ。



4位「息もできない」
同じ傷を負った男女の恋愛でも友情でもない不思議な関係。
男はその傷を暴力で晴らそうとし、女はその傷を一人で抱え込もうとする。
素直になれない二人がほんのわずかだけわかり合うシーンが深く心に残る。
主人公がたった1度だけ見せる笑顔。あの顔が忘れられない。


3位「フローズン・リバー
見ているこちらの胃がキリキリしてくるような緊迫感が最初から最後まで続く。
圧倒的に不幸な毎日。だめ押しするような厳しい冬の寒さ。
それでも母親達は自分の子供達の今日と明日を思う。
これを愛と言わずしてなんと言おう。



2位「13人の刺客」
映画を見て電気が走ったのは初めてだった。
それほどまでに宣戦布告のあのシーンが圧倒的。
手加減なしにグロを描ききった三池崇史氏は偉い!



1位「マイレージ・マイライフ」
テーマの現代性と普遍性の見事な融合。
超然とした存在であろうとする男が徐々に心を開いていく過程と、それが叶わず落胆する非常に人間らしい心理描写。
それらを乗り越えてまた超然とした存在に戻っていく決意を固めたラストで切なさと愛しさと心強さが爆発。
あと、個人的に今年は束の間のジェット・セッターでもあったので余計と感情移入。
愛や安寧を求めながらも戦いを続ける男性諸氏にはぜひ見て欲しい。