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映画 「カールじいさんの空飛ぶ家」 09米
監督:ピート・ドクター


3D初体験。
おそらくこれからのディズニー(ピクサー)はこの手法が主流になっていくのだろうと思う。
ただしこの映画に関しては特別3Dでなければならない理由はないし、おそらくこれから公開されるピクサーのそれも同じ傾向にある気がする。
それよりも3D用のメガネをつけることによって本来の色彩が損なわれていることの方が気にかかる。
あとあの形状の3Dメガネだと普通のメガネをしたまま鑑賞するのはかなり辛そう。
もしこれから3D上映の映画を見たいと思っている方で視力矯正の必要な方はコンタクトをつけていくことをおすすめします。(アイマックスシアターだと問題ないそうですが)


物語はと言えば、こちらはさすがのピクサームービー。鉄壁の脚本。
まず冒頭のカールじいさんの少年期から、エリーとの出会いと結婚、そしてエリーの死までを描いた一連の流れの時点でクライマックスでは号泣するんだろうなぁとしっかり心がロックオン。
あのフリは反則。
そして少年ラッセルの存在。こちらも登場の目的が目的だけに正直オチは予想できました。
でもその予想通りの展開になっても殺傷能力に一切の衰えなし。で、号泣!!
3Dメガネのもう一つの弊害。
メガネが邪魔で涙を拭えないよ。