Becker's吉祥寺店篇

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どうも渡辺篤史です。食べもの探訪第一回目の今回は吉祥寺駅の北口改札を抜けてすぐ目の前にありますBecker'sさんへお邪魔しました。

外観から素晴らしいですねぇ。シック!!
さて今回わたしがこちらへ伺った理由はこちらを頂くためなのです。

その名も粗挽き200Gバーガー。まさにBecker'sさん渾身の一品と言えるのではないでしょうか?
その証拠にこのバーガーにつけられた「G」の文字。看板にも「Gって何だ?」と書かれていますがまずはそちらから見ていきましょう。
まずはGoukai! 名は体を現すの言葉通り、ほんと豪快なバーガーですよね。
続いてGreat!  この圧倒的な存在感!まさにグレートなバーガーです。
次にGrade Up! 既存のバーガーと一緒にしないでくれ、そんな声が聞こえてきそうです。
そしてGorgeous! 肉厚が違います!そして値段が違います!まさにセレブ使用のニクいやつ!
さらにはGourmet! 何よりも味の良さが売りですよ。うーん楽しみだ。
とどめにGShock! ん?ジ、ジーショック?まさかパクr‥‥。いやまさかそんなはずはないでしょう。しかしこの言葉のチョイスにショック大です!
そしてそしておまけにGatsun! おーっと!もうGがつけば何でもいいや!
と、茶番はここまでにして早速注文です。今日は土曜日とはいえ雨降り模様のせいか午後五時半現在お店にはいくぶん席が空いていてラッキーです。
高鳴る鼓動を抑えつつ店員さんに注文しましょう。
「えっと、これ(メニューを指差して)をセットで下さい」
「はい、こちら出来上がりまでに十五分ほど頂きますがよろしいでしょうか?」
当たり前だ!!こっちはそのためにわざわざ傘さしてきとるんじゃい!とはもちろん言わず「はい」とだけ言っておきました。むしろ注文を受けてから作り出す、その心意気がさらに期待を膨らませます。
セットはポテトとドリンク。こちらではハンバーガーの無二の親友とも言うべきコーラはおいておらず、代わりに自家製ジンジャーエールとやらがあったのでそちらをチョイス。
先に飲み物だけを受け取ると、出来上がりまでこれを席に置いて待ちます。

周りのお客さんの注目を集めるこの番号札。何だか少し恥ずかしさすら感じてしまいます。しかし、ここは堂々とした態度で待ちましょう。そうだ、喉も渇いたし早速ジンジャーエールを頂きます。
ゴクゴク。うん、既存のものに比べるとしょうがの風味がすこし強めで自家製ならではのこだわりを感じさせますね。悪くない。
そして待つこと数分。思ったよりも早く彼はやってきました。それがこちらだ!

いいですねー。上部と下部にわけて提供されるスプリット式ですか。まずは目で見て楽しんでくださいというお店側の主張が垣間見えます。ジュルジュルと肉汁を溢れさせながらバンの上に鎮座するパティ。そしていい具合に焦げ目を付けたオニオンと、見ているだけで幸せな気持ちになります。まんまとお店の策略にはまってるぞ!
そして彼らが一つになったのがこちら!

その高さは人々の度肝を抜きました。まさにALWAYS三丁目の夕日!バーガータワーのお目見えです!
そして店員さんに言われたとおりハンバーガー用の紙にこいつをねじ込んでついにいただきまーす!
と、その前に私は以前から常々思っているのですがハンバーガーをはじめとするジャンクフードを美味しく頂くコツ、それは一切の躊躇をせずカブリつくことなのです。
そして特にそれは今回のように相手が強大であればあるほど徹底しなければならないのです。気持ちで負けたら終わりなのです。
もちろん、今回もそれを肝に銘じて頂きます。それではガブリンチョ。
しかしこのとき事件がおきます。わ、わたくし、あごをつりました!!
今まで数々のつわものを制してきたこのアゴが悲鳴をあげたのです。いや、実際はつっていて声になりませんが。こやつかなりの手練です。
仕方なくここは一時休戦。丁寧にアゴをもみほぐします。グリグリ。グリグリ。
お待たせしました。今度こそ頂きます。ガブリ。
う、うまい。まず肉の味が主張してきます。口いっぱいに広がる牛の風味。ケチャップを使わずに最小限のマヨネーズとソースだけで施された味付けが最上の脇役を演じます。
そしてバンズ。こちらもこれだけの大物をしっかりと支えながらも決してしなやかさを失っておらずスムーズに口に入っていきます。
シャキシャキのレタスの歯ごたえも、適度に甘みを含むたまねぎもいいですね。
サイドのポテトは細長のマック使用。しかしその作りは全体的に柔らかく芋の味がしっかりとしています。
むしゃむしゃむしゃ。はぁ。おいしかった。

これだけのボリュームとお味で単品670円。セットは980円。これを高いと感じるかはそれぞれかもしれませんが、私は納得です。バーガー好きならぜひ!
以上食べもの探訪、渡辺篤史でした。