今年の10曲 5位〜1位

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前回に引き続き今回は今年の10曲の残り5位から1位までをご紹介。


5位 One Two Three/モーニング娘。



アイドルなんだけど云々かんぬんというごたくは抜きにしてシンプルに!この曲めちゃくちゃカッコイイ!!
細かく分けられた歌割りと団体芸として高度にまとめられた踊りのアンサンブルが最高。特に石田さん(青色)のキレッキレな踊りは必見です。
ということでビデオはダンスバージョンを貼り付けておきました。


4位 Thinkin Bout You/Frank Ocean



極限までムダをそぎ落とす、足し算ではなく引き算の美学が00年代中盤からプロダクトデザインの潮流になっています。
音楽でもミニマルテクノなんてそのまんまの名前のジャンルがあったりはしますが、歌モノのメインストリームを主戦場とする楽曲として、また猫も杓子もエレクトロなブラック・ミュージックシーンにおいてこの楽曲が与えたインパクトはとても大きかったように思います。
去年のDrakeが収めた成功をさらに推し進めた結果としてのFrank Oceanの登場と大ブレイクは今年絶対に外せないトピックです。



3位 Hieroglyphics/ Maylee Todd



いまはもう終わってしまったTBSラジオの番組「高橋芳朗のHappysad」内でDJヤナタケさんが紹介したことでなぜか日本で局地的に異常な盛り上がりを見せたのがこの曲。
インターネットのフリー音源がラジオ番組で取り上げられ、その評判がTwitterなどでまたネットの世界に戻り拡散されていくという現象が今っぽいなーとリアルタイムで大きくなっていく渦を見ながらそんな感想を抱いたことを思い出します。
そうです、これはフリーでDLできるのでみなさんどうぞ下のリンクから入手してみてください。


Hieroglyphics (Free Download)



2位 ゆれるfeat.田我流/EVISBEATS



何気ない日常に光をあてて聴くものの心を慰撫するという曲は結構あるけれど、そこからさらに心を奮い立たせてくれるとなると、これはなかなか探すのが大変。
つまりこの曲。
心が「ゆれる」瞬間を歌いながら聴くもののこころをゆらしてる。
「優しいだけじゃ物足りないの」そんなわがままなあなたにこの1曲。


1位 サーカスナイト/七尾旅人



この曲は間違いなく今年1番聴いたし、1番口ずさみました。
冒頭の「Oh, Baby」だけでご飯3杯はおかわりできるくらいのキャッチーさ。
語弊を恐れず言えば、平井堅とかEXILEの人が歌っていても全く違和感を感じないし、彼らに歌われてたくさんの人に愛されるだけの強度を持った曲だと思います。


なんか今年はいつもに増して好きな曲をとことん聴いていたなぁという印象。
自分の傾向としてハマるとそればかりに集中してあるタイミングでパッと聞かなくなるのですが、トップ5についてはその熱の持続がとても長く、今でも聴き続けているくらいです。
来年もそんな曲に出会えることを期待してとりあえず今年の10曲はこれで終わり。
次回は今年の10枚を紹介したいと思います。