九州・LOG KIT & ヒカリ

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大変ご無沙汰しておりました。
食べもの探訪、渡辺篤史です。
今回は日本のハンバーガー史において言及必至のいわゆるローカルバーガー発祥の地、佐世保で自慢の佐世保バーガーを頂いて参りました。
しかしながら当日は生憎の雨、という表現で済めばまだマシなほどの豪雨。それもそのはず台風が進行中の佐世保市内。
車内から外を眺めればほんの数メートル先も見えないまさに「長崎は今日も雨だった」状態です。


しかしそんな状態もポジに捉えれば混雑必至の人気店を待ち時間も少なく楽しめる…、そんな期待を抱いて車は一路お目当ての場所を目指します。
ところがいざお店の前を車で通ってみるとすでに小さな駐車場には車がいっぱい…。
仕方なくいったんお店を通り過ぎて近場の駐車場へ。
ここから店までは距離にしておよそ数百メートル。しかし外は激しい雨。
でもでも、そんなの関係ねぇ!と既に往年の名ギャグリストに登録されそうなフレーズを叫びいざ出陣!
お店に着く頃には短パンの色が完全に変わっていましたが無事に到着。
ちなみに今回わたしが訪れたお店はLOG KITというお店とヒカリというお店が隣に並び合っている佐世保バーガーの総本山のようなところ。
当初はヒカリを優先しようとしていたのですが、いかんせんこちらのお店は客席がほとんどなく持ち帰りがメイン。
この豪雨の中では外で食べるわけにもいかないし、ということでLOG KITさんへ変更。


ライブハウスかと見まごうばかりの階段を登ります。


さすが人気店ということでこの悪天候にもかかわらず店内は満席。
それでも待ち時間は少なくスムースに着席。
そして窓際の席から外を見ると雨は小康状態。
ちょっとタイミングがね…。濡れたパンツの冷たさを感じながらバーガーを待ちます。


待つこと少々でまずやって来たのはバーガーの頼れる相棒、フライドポテト。
素敵なパッケージに入ってます。


ホクホク系のポテトの甘みが楽しめる一品。


そして御大登場。
こういうの大切。


この重層構造が後に口の中で一つとなり得も言われぬハーモニーを奏でるのです。


そばにはもちろんバーガーの永遠の恋人・コカコーラ。Yes, Coke yes!


佐世保バーガー自体は以前にも食べたことはあるのですが、基本的な内容物やソースの味付けは同じでしたね。
一応レシピみたいなのは共通であるのかしらん。


というわけで見事完食を果たして外へ。
雨と雨の間隙を縫って撮影。この並び魅惑的過ぎるだろ…。


で、正直LOG KITのどでかバーガーで満腹中枢を完全に刺激し終えたためすぐ隣のヒカリさんはサンプルのバーガーを見ただけでじゃっかん込み上げるものがあったくらいなのですが、心の中で「いいのか?このままここで帰っていいのか?」という葛藤が。
で、気がつけば列に並んでました。
それにしてもこの店は相当な人気店らしく、こんな天気でも注文して30分くらい待たないと用意できませんと注意がされるほど。
行かれる方は時間に余裕を持っていきましょうね。


そして30分後。撮影in the car アンド 俺の腿の上。



あれ、なんか小さくない?と思われるかもしれませんが、これは小さいサイズね。さすがに巨大サセボン2連発は無理ということで。びびりました。
そして味なのですが、さきほどLOG KITで思った佐世保バーガーには基本的な雛形があるのかしらん?という思いがすぐに打ち消されました。
こちらのヒカリさんのサセボンは佐世保バーガー特有の甘いソースがなく代わりに挽き肉のケチャップ炒めが入っていたりと、かなりオリジナル。
それによって味にわかりやすいパンチはないものの、バンズとそのバンズが挟む具材達が素直に楽しめます。


ちなみにですが、LOG KITは長崎市内にもあったので、佐世保→長崎で移動しようとしている人はここでヒカリを選択した方が賢明かも。