ひどい商売

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これはひどい

グラビア業界も不況に見舞われる中、芸能事務所が協力し、ファン拡大を目指して東京・六本木で、グラビアアイドルの卵たちが接客するタレントカフェ「G−RAVURE(ジー・ラビア)」をオープンすることが29日、明らかになった。6月2日の開店を前に発表会が開かれ、雑誌などで活躍するグラビアアイドルの野田彩加さん(21)や小泉麻耶さん(21)、次原かなさん(25)、伊藤杏奈さん(22)が登場し、後輩たちにエールを送った。

 カフェには「フィットワン」や「ワンエイトプロモーション」など各社に在籍するタレントのうち、常時約10人が出勤予定。今後はステージを設け、お笑いなどさまざまなジャンルの若手が活躍するきっかけになる場にしていく予定。店舗ではグッズ販売やサイン会も行う。正式営業前のプレオープン時には、女性客も来店し、好評だったという。

 野田さんは「1人でも多くの人に(自分たちのことを)知っていただきたい」と語り、小泉さんは「デビュー前から支えてくれるファンがついてくれる」、伊藤さんは「写真だけじゃ分からない、本当の自分を知ってもらえる」とメリットを挙げた。野田さんら現役アイドルもスケジュールが合えば来店する可能性もあるという。

 料金は席料・ドリンク代などがセットで60分5000円。指名や隣に座っての接客、写真撮影は不可だが、出勤タレントは手書きの名刺を渡し、サインも頼める。営業は午後6時〜午前0時、日祝日休。(毎日新聞デジタル) 


いよいよアイドルとキャバ嬢の違いがわからなくなってきた、と。
別にどちらが上でという意味じゃなくて、本来この二つは性格が違うんだから体裁良くアイドルのプロモーションとか育成という理由でこんな搾取がまかり通ったら恐ろしい。
見た目の優劣で言えば本当に一握りの恵まれた人たちをのぞいて、最近じゃそれ自体がアイドル(グラドル)とキャバ嬢の大きな差異にはなってないわけで、要は大きな世界を魅了するのか半径数メートルの世界を支配するのかがこの二つの職業の大きな違いなんだから、アイドルを今回のように小金稼ぎに利用するのは間違っている。
価値観の多様化という免罪符で「とくに芸なんてなくてもそれも個性っしょ?」とか「ちょっと変わったキャラならそれでいいっしょ?」というような軽薄な売り出し方しかしないから今回みたいに卵ばっかり増えて結局はアイドルという存在自体を貶める→売れない→数で勝負→さらに売れないというデフレ・スパイラルに陥ってるとしか思えない。
アイドルなんだから歌とか踊りとか演技とか、それらをしっかりレッスンさせろよ!
大切なところを見失って見新しさだけで小金を稼ごうとする魂胆が本当に酷い。