お金のことを、あえて。

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昔ほどここんちの提唱する価値観とか世界観にシンパシーを感じなくなっているんですが辛抱強く続けているとたまにこうして興味深いコンテンツが出るから巡回だけはしてるんです。


ほぼ日刊イトイ新聞12周年企画 「お金のことを、あえて。」



僕もお金については考えるのが嫌いなんです。
いつからかお金について拘泥するのは醜いという意識が芽生えていて、行動の根底に「カネじゃないんだよ」というエクスキューズを常に抱えながら生きてきています。
その一方でそれがルサンチマンだろうな、という自覚もしっかり持ってるからタチが悪い。
だからこそ、こうやって他の誰かにここまで明け透けに告白されたことで勝手に気持ちが楽になったんです。



お金のことをしっかり考えると時に醜さを感じることもあるけれど、自分自身に誠実であるためにはきっと大切なことでもあるのでしょう。
だからこそ、お金の話しをこの人から聞けるというのはとても意義深い。


「音楽を始めたのは金持ちになるため。だから今の時代に生まれてたら絶対に音楽なんかやってない」
というような趣旨の発言をしておきながら、だれよりも真摯に音楽をやり続けてトップであり続けているのはきっと音楽の持つビジネス性にも真摯に向き合っているからではないでしょうか。


お金の問題から逃げることは結局お金という存在に絡め捕られてしまっているだけなのかもしれないですね。