Every which way but loose

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映画「ダーティファイター」 78年 米
監督:ジェームズ・ファーゴ
主演:クリント・イーストウッド


ファイロ・ペドー(クリント・イーストウッド)は腕っ節には自信のあるトラック野郎。
金に困ればストリートファイトで金を稼ぐほどの猛者だ。
とある日の闘いで金を払えなかった相手から譲り受けた大切な家族であるオランウータンのクライドと共に暮らす彼だが、女性ウエスタン歌手であるリン(ソンドラ・ロック)と出会いそしてまんまと騙されたことで彼女を追って旅へと出る。



久しぶりにイーストウッド御大を詣でてみたわけですが、とんでもない一作を選んでしまいました。
この作品は見る前の心構えで大いに評価が変わるでしょうね。
僕も途中でこの作品がコメディであることに気づいてからはとまどいが晴れましたがそれまでは「事故ったか!?」と不安でした。
まあ突然オランウータンが登場するというシュール・レアリスムな展開の時点で気づけよってことなんですが。
いかんせん先にここ最近のイーストウッド・ワークスを見てしまっているので、この裏には何かがあるはず、と勘ぐりすぎました。裏には何にもありませんでした(笑)
しっかし、まあイーストウッド氏のフィルモグラフってハチャメチャやなぁ。
思いっきり脱力して画面に向けて突っ込みをいれまくりたい人にはマジでオススメです。
暴走族のブラック・ウィドウズがやばすぎます。



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