…?

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まずは写真を一枚。



ん?”タフ”ギニン?
明らかにタフの文字だけフォントが違うけれどKIRINさんからこんな飲み物出てたっけ?
飲み研会長の私としたことが思わぬ見落としをしていたものだ…、ってもちろんこんな飲み物ありません。
ええ、タフマンです。
正真正銘、伊東四朗a.k.a.ズクズンズクズンでお馴染みのタフマンです。
じゃあこのラベルは?
ええ、こいつの仕業です。
このタフギニンについては少し説明がいりますね。
まずタフマンについて。
斎藤先生が僕に初めてタフマンを渡してきたのは今年の夏も終わろうかという辺りだったと思います。
彼としてはおそらく少しの笑いを誘発させる小ネタ程度に考えていたのでしょう。
その意図はもちろん達成されました。ええ、全く意味がわかりませんでしたが笑いましたよ。
で、それから数日後。朝起きて少しだけ体に気だるさを感じた僕は「そういえば」と冷蔵庫に冷やしておいたタフマンを飲むことにしました。
ちなみにそのときが僕のタフマンデビュー。
で、思いっきり悶えました。あまりのまずさに。
そしてそれを斎藤先生に伝えると、おそらくこんな続報があるとは思っていなかったのでしょう、
彼は僕の苦しんだことが余程嬉しかったようでそれからことあるごとに僕にタフマンを渡してくることになったのです。
今、僕の部屋には彼から押しつけられたタフマンが6本眠っています。


そして初めの写真でもうひとつネタに使われいているのがアルギニンVというこちらもエナジー系ドリンク。
こちらについても説明をしておきましょう。
その事件が起きたのはさかのぼること今年のゴールデンウィーク
僕は前述の斎藤ともう一人、現代に現存する最後の野武士とみぃと共に川越に遊びに行きました。
そして全ての日程を終えて斎藤家のある阿佐ヶ谷に戻ると、斎藤ととみぃから突然一本の鍵を渡されました。
それは阿佐ヶ谷駅にあるコインロッカーの鍵でした。
「僕たちからプレゼントがあるから」
と促されるままに駅へと向かう僕。どうせろくなことはないだろうと思いながらロッカーの前に着いてロックを外すとそこにはこんな光景が待っていました。


アルギニンV9本。(10本目は売り切れになって買えなかったようで缶コーヒーが申し訳なさそうに置いてありました。)
いちおう彼らとしては当時、初めてのウルトラマラソンを控えた僕に向けて
「これでエネルギー補給しろよ」
という思いやりとしてプレゼントしてくれたようなのですが、もちろんそれは建前で完全にネタとして、そしてこれをぶら下げて帰らせるという嫌がらせとしてのアルギニンでした。


つまりこのような経過から僕たちの中で、というか斎藤ただ一人の中でタフマンとアルギニンは僕を苦しめそして彼には笑いを提供するというツールとしてその機能を果たすことになったのです。
そして話は昨夜のこと。
例のアルギニン事件の際のメンバーである3人は久しぶりに一緒に食事をしました。
けれど僕は仕事があったので遅れて合流。
斎藤先生の家で彼特製のカレーをご馳走になって、一息ついたとき、まずとみぃがおもむろに冷蔵庫からタフマンを僕の前に。
「おい、ふざけるな」と僕。
「何が、何もふざけてないよ」と斎藤。
「何度も言うけど俺はタフマンが嫌いなの」と僕が彼らの期待通りにリアクションをすると、待ってましたといわんばかりに斎藤から
「え、じゃあ君は何が好きなの?」という言葉が。
「こういう類の飲み物ならレッドブルだって何度も言ってんじゃん」
「え、他には?たとえばアルギニンとかは?」
「ああ、あれはいいよ。全然飲めるし。あれは旨いよ」
今考えるとこの発言を僕から引き出したときの斎藤の顔のほころんでいたこと!
嬉しそうに顔をにやつかせながらとみぃに「じゃあアレよろしく」なんて言っちゃってさ。
で、出てきたのが最初の”タフ”ギニンなわけです。あーここまで長かった。

2本並ぶとこんな感じ。わざわざ僕を苦しめたいがために細かいことを…。
そして、もちろん飲みましたよ!ここまでされたら飲むしかないじゃないですか!!
もうねー、本当にマズイ。それは八名信夫a.k.a青汁おじさんの「マズイ!もういっぱい」なんてのは冗談でも言えないくらいにねぇ!
リアルにリバースしました。胃の内容物がすこし混じるシリアスなゲロでした。
今回の飲み研は最低でした…。