9月10日 さか枝・たむら

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日も朝7時前には起床。しかしどことなく体が重い。
それもそのはずで、昨夜風呂に入る前に体重を量ってみると一日で2.5キロも増量していた。
そのほとんどがうどん。つまり粉。
それでも腹は減るのだから現代の人間は恐ろしい。そして今日も我々はその飢餓感をうどんで解消する。
ホテルを引き払って外へ出ると今日も快晴の空。
今日も一日いいうどんが食えそうだ。そんな予感がする。
車へ乗り込み早速と本日一軒目のお店さか枝さんへと向かう。
この店は高松市内の中心も中心、県庁のすぐ近くに居を構えており、うどんマスターの言葉を借りれば、
「この店は映画『県庁の星』のロケで香川に来ていた織田裕二が食べに来たことで有名なんです。そのせいで知名度があがったので混み合うことが増えました」
というエピソードを持つらしい。
ちなみにうどんマスターは前述の映画を何度か見ているらしく、その理由は、
「やっぱ香川が舞台ですから」
というどストレートなほどの香川ラバーである。
そしてまだ風も涼しい早朝に本日一軒目に到着。

写真に写りこんでいる自転車から推測してもらうことも容易だと思うが、本当にこの街ではうどんが文化として完全に根付いていて、この店も朝から出勤前の人々で賑わっていた。
朝から安くて旨いうどんが食える。それはとても贅沢なライフ。


15:かけ

シンプル・イズ・ベストの典型例。
朝イチのうどんは沁みるわ…。


一発目のうどんを軽く平らげて次に向かうはたむらさん。
車窓から見える風景もすぐに見慣れたものに。
しかしどこにでもある国道沿いの風物もこの街ではなぜか愛しく見える。
それは筆者の香川への思い入れにほかならない。
そしてたむらさんに到着。


この素っ気無い店構えがいいのよね。


16:かけ プラス あげ

コシがあって喉越しで楽しめるうどん。


これで2軒、と。それでも時刻はまだ9時を過ぎたばかり。
本日も快調なり。
そしてついに我々はうどん王国のまさにキングへとこれから立ち向かう。