お言葉

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今日はおじの通夜に行ってきたのですが、その際に住職様からあったのが
忘己利他(もうこりた)
という言葉。
己の存在を忘れて他を利するために生きよ
というのがおおまかな内容。
天台宗の開祖最澄が山を開いて寺を始める際に口にした言葉だそう。
ちなみに仏教の有名な話に天界の風呂屋と地獄の風呂屋というのがあって、これも簡単に内容をいうと
狭い風呂屋の中で地獄の人たちはみんな自分の背中を洗おうと周りのことを考えずに手を動かすから結局は他の人の腕が邪魔で洗えないけれど天界の風呂屋は同じように狭くてもみんな他の人の背中を洗ってあげようとして輪になるから結局はこちらのほうが自分の背中をきれいに出来るんだよ、というものです。
ふと、忘己利他というのはつまりこういうことなんだよなと上記の話を思い出しました。
こんな気持ちでみんなが生きられたらいいですね。
そしてR.I.P my uncle.