マシマロ

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「この中で、国籍法改正案を全部理解している人は手を挙げてください」

 20日昼の自民党津島派の総会で、戸井田徹衆院議員はこう呼びかけたが、手を挙げた議員は1人もいなかった。改正案は国会議員も内容をよく把握しないまま、成立へと向かって突き進んでいるようだ。
産経ニュース


もう末期だ。曲がりなりにも立法府に従事する国会議員がよくわかっていない法案を通している。もちろんそれぞれの議員に得意分野があるわけで、全ての法案に対して完璧な理解があるとは思わんがこの国籍改正法案は主権国家の権威に関わる極めて重要な法案なのだから、国民を代表して国を動かしていく政治家達がこの体たらくでは何をかいわんやである。


さらに無所属の平沼赳夫経済産業相が語るところによると

「現役閣僚から『とんでもない法律が通りそうだから何とかしてくれ』と電話があった。『あなたはそれに閣議でサインしたんだろう』と言ったら、『流れ作業で法案の中身は分からなかった』と話していた」
同上


これが今の日本国政府の現状だ。皆国益よりも次の選挙にばかり気が向いてそれどころじゃないんだ。
ふざけるのもたいがいにしろよ。
国の行く末を決める法案が流れ作業で捌かれるのか?
下手すりゃ数万円で日本国籍が買える時代がくるぞ?
この問題に関しては自民だろうが民主だろうが、言ってしまえば右だろうが左だろうが最早関係なくなっている。
もう政党という区分は意味を為さない。我々は議員個人個人の思想や能力で代表者を選ばなければならない。
まあ元々が違いのはっきりしない二大政党だ。
力のないものは淘汰されるべきだろう。
そのためにも我々選挙民は自分の目や耳で信じられるものを見つけなければならない。
利権に群がる議員や組織をぶち壊すだけの力はここに確かにある。
麻生総理が解散権を行使しないでいることはむしろ幸運とさえ言える。
その間に一人一人が自分の決断を下すための過程を踏めるのだから。
我々の一票は小さなものかもしれないが、その一票が実は物事を大きく変えられるんだ。
何を支持するかは関係ないが、無関心や無気力は否定する。
あなたの力でこの国を動かしてくれ。


マシマロは関係ない。