ストロークスの新譜が出てまんな〜
梅雨入りしたらわかりやすいくらいはっきり日差しが途絶えましたね。
梅雨があければうだるような暑さが待っていると思うと、時間の流れってのは本当に早いなぁと凡庸な感慨に落ち着いているところです。
タイトルのまんまですけどThe Strokesがさらりと新譜を出しましたね。
ボクが知るかぎり前もってのPRとかはなく、ほんと「さらりと」という表現がピッタリくる淡白なリリースです。
アルバムではなく4曲入りのEP(うち1曲はリミックス)だし、そもそも派手にプロモーションを打ち上げて売上を稼ぐようなバンドではないので驚くことでもないのですが。
EPの1曲目である『Drag Queen』にはオフィシャルのリリックビデオがありますね。
The Strokes - Drag Queen (Official Lyric Video)
あくまでリリックビデオという前提があるにしても、ボクこの映像が絶望的に苦手です笑
なんでしょう、「いまあえて」という狙いは誰に目にも明らかなんですけどこういうのを良しとする感性がボクにはありません!
リアルタイムでCGの技術がこの程度の頃に作られたものなら微笑ましく受け止められるんですけどね。
例えばコレとか。
失礼。話題がズレました。
肝心の内容はと言えばこれまさにEPのタイトル通りなのかななんて思わせる曲の取り合わせと感じますね。
4曲目の『OBLIVIUS』のリミックスは別として後ろから順に『Threat of Joy』はPast、とは言えファーストではなく2ndの『Room On Fire』なんかに入ってそうなメジャー感のある楽曲。
『OBLIVIUS』はPresent、ニックがバンドを引っ張り始めたと言われる4th『Angles』から現行の最新アルバムである5th『Comedown Machine』の延長線上にあるようなギターのフレーズが印象的なミドルチューン。
そして『Drag Queen』はFuture、なのかな? こればっかりは次のアルバムを聴かないと難しいところもありますが、もたついたバスドラにおそらくアルバートの手によるビートとしてのリズムギターなど、手法はまさにストロークスのそれではあります。
ちょうど先週末のGovernors Ballでは初日のトリをやってましたし、継続的ではないにしろ活動は続けているのでこのまま細々とでも作品を残し続けてまた日本でもライブしてくれたら言うことなしなんですけどね。