ジェーン・スーに魅せられて

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っていうタイトルで昨日からの続きみたいな記事を書こうと思ったのですが時間がないので手短に。

言いたかったことはこの連載を読め! ということ。まだ2回めだから余裕で追いつける。

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褒めるところしかない。

文体は軽やかで読みやすく内容も微笑ましいのだけれど全体にセンチメントの膜が薄く張られているかのようにちょっぴり切なさに彩られている。これを美文と言わずしてなんと言おうか。

昨日とりあげた鈴木涼美さんの文章とはまったく別の魅力があってボクはどちらも等しく好きなのだけれど、例えばひとりで旅に出たとしたらジェーン・スーさんの文章をお供にしたい。そしてふとひとりの寂しさに襲われた時、この文章を読んで孤独の甘い痛みに浸るんだと思う。

 

ちなみにジェーン・スーさんのベストセラーといえばこれ。こっちはスーさんがラジオで話すテンションで書かれていて上で紹介した連載と趣は違うかな。こっちもべらぼうに面白いですが。

 

手短にと言いつつ筆が乗ったのでもう少し。

この人は文章も書いてもラジオパーソナリティをやっても素晴らしいのに作詞家としても辣腕をふるっていて、土岐麻子さんとの仕事などが特筆すべきものなのでしょうが、ここはやはりトマパイの曲を貼っておきたい!


Tomato n' Pine 「10月のインディアン」

 

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ま、これについては小難しく評論めいたものを書いても自分の洞察の浅さを露呈するだけなのでこれにて以上!

 

とにかく連載を読むべし!(最後にまた貼る)

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