そふとたっち

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ずいぶん久しぶりのランニング記事。を作成したくなった理由は新しいギアを手に入れたから(笑)
ということで早速お披露目です。



GEL-NIMBUS12 (Women's)



ASICSのランニングシューズと言えば定番はGTシリーズ。そしてその上位機種であるKAYANOが頭に浮かぶもの。
実際僕も最初はGT、そして次にKAYANOと相棒を変えて今まで来ました。(レーシングはまた別の話)
それらを選んでいた理由は1にも2にもスリムの存在。
JIS規格で言うところのD程度(標準が2E)のウィズしかない僕の足ではワイドは言うまでもなくレギュラーですらフィットは得られません。
そんな理由から走り初めの当時はまだGTにしか存在しなかったスリムを選択。そして遅れること2年ほどでしょうか、満を持して登場したKAYANOスリムに移行したのです。
フィットに関しては不満もなく走っていた僕ですが、ここにもう一つ靴選びにとって見過ごせないファクターがあります。
それはプロネーション。
簡単に言ってしまえば走行時(厳密に言えば歩行時でも)にかかとから着地をして、つまさきで抜けていくという足の動作の中で足全面が地面に着いた際に起こるかかとの動き、それがプロネーションです。
この動きは着地の際のインパクトを和らげるために本来備わっている機能なのですが、人によってはかかとの動きが内側(アーチ方向)に大きく動きすぎてしまう(着地が不安定になる)オーバー・プロネーションや、逆にかかとがあまり動かずにクッション機能を果たさないアンダー・プロネーションという状態で走っている人もいます。
で、僕はと言えばきっちり後者の気が。GTやKAYANOなどの靴底の固いシューズでロング走をやるとアーチや足首に必要以上の張りが来たりしていて、これは早いところ靴を乗り換えねば、と思案していたものです。
すると候補に挙がるのはASICSで言うとミッドソールの硬度を低く設定しているNimbusということになるのですが、そうすると問題になるのは足のウィズ‥。Nimbusにはスリムがない!ということで堂々巡りでしばらくジョグやロングはKAYANOのスリムで行っていました。
しかし!そんな僕に一筋の光明が。それは海外モデルの存在。
上の写真を見ていただければくっきりとしたピンクが目に飛び込んで来ますが、もちろんこれは女性もの。
通常、国内のランニングシューズで女性サイズは26センチが関の山。これでは細さは合っても残念ながら長さが合いません。
そこで目をつけたのが海外の女性サイズ。なんとあちらでは27センチやものによっては27.5センチまでラインナップされているではありませんか。
女性もの!?とその時点で選択肢からそれらを除外する人はまだまだ多いかと思いますが、その先入観は今すぐ取っ払いましょう。
おそらくですが、かなりの数のランナーが女性ものでいけます。というかばっちりです。
思ってるより足の細い人って多いですよ。1度詳しく測ってもらうといいでしょう。
ということで僕は早速27センチを購入。そして本日、寒風吹きすさぶ小雨の神戸を走ってきたのです。
まず履き心地ですが、アーチ部までしっかりフィットする感じはメンズのスリムと変わらず。かかとがじゃっかん甘いかなとは思いますがこのあたりは履き方で対処。次回はパッド入りの靴下も合わせて試してみようと思います。
そして肝心の走り心地ですが、これはもう最!高!
今までのシューズと比べて一歩一歩に愛がある感じ(笑)着地時に伝わるあのソフトな接地感。やわらかい毛布にくるまれて眠るあの恍惚を思い浮かべてください。
当たり前ですがGTやKAYANOとはまるで違う走行感が得られます。
もちろん、これはアーチが落ち気味で着地の安定を重視した方がいい人にはすこし柔らかすぎるので、そのあたりは自己判断で。
今日は10キロしか走っていないので、これを20kや30kで履くとどうなるかは追って検証しましょう。
が、とりあえず今日のところは最!高!ということで。


今日の走行データ。
距離:10キロ
時間:57分
平均ペース:5:42