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長田in香の香

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二日目の最低なスタートが嘘の様に気がつけばサクサク4軒を制覇。
時計はもう少しで長針と短針が頂点で交わろうかというところ。
さて、これがどういう状況かあなたにはわかるだろうか。
そう!世間的にはこれからお昼ご飯の時間で既にお腹はいっぱいだ。
それでは次の問い。
筆者たちが今し方食事を終えた4軒目の夢ぅから次の目的地、長田in香の香までは車で10分少々。
「つぎの長田は本当に量が半端じゃないです」とうどんマスター。
さて、このような状況で我々うどん者はどのようにして事態に対処するのが望ましいでしょう。
答えは‥。


ただ何も言わず立ち向かうのみ!!


というわけで長田in香の香!!


入店すると、すごい人だかり。
お昼時、そして名店であるが故の宿命。
家族連れのテーブルを見ればその真ん中に威風堂々と鎮座するザルにうどんがどっさりと。
「家族分といえどあれは多すぎだろ」
筆者は程よく膨れた胃の辺りをさすりながら思わず顔をしかめてしまった。
しかしあのような共されかたをこの店がするのにはワケがある。
それはこの店の名物が釜揚げうどんだからだ。
釜揚げうどん。読んで字の如く、それは茹で上がったうどんを釜から揚げた状態で食べるうどん。
通常のうどんは一度水で締めるためあのコシが生まれるのだが、釜揚げはその過程を経ないためモチモチとした食感を楽しめる。
しかしそのモチモチが持続する時間は短く、そのため通常のうどんの様に作り置きができない。
釜揚げを頼むと「お時間いただきますが」と念をおされるのはそのためで、お店としては確実にオーダー数を把握して一度作ってしまったらあとは全て出してしまうしかないのだ。
そんな扱いの難しい釜揚げうどんをこんな大勢のお客に対して無駄なくさばくのはさぞかし至難の技だろうと思ってお店を見ていると、お店の役割分担のなんと美しいこと。
レジではうどんの量と種類(とうぜん釜揚げだけがメニューではない)に応じて色の違うチップを使い分けてオーダーをコントロール。
そしてうどんを茹でている人はそのチップを確認して釜に投入するうどんの量をコントロール。
茹で上がったらすぐさま配膳係が番号札を確認してサーブ。席が空けばすぐさま片付けて客席をコントロール。
お見事!これぞ名店の技!
そんな風にしてお店を観察しながら待つこと10分強。


来ました!釜揚げうどん。


こちらの入れ物からツユを器へ。それにしてもいちいち全てがデカい。


筆者は冷たくてエッジのきいたうどんを威勢よくかっこむのが好きなため、釜揚げを食することは少ないのだけれど、今の重たいお腹にこのほっこりとしたうどんはとても優しい。
モチモチの食感もいいアクセントになって難なく平らげてしまった。
いいタイミングでこの店を持ってくるあたり、いよいようどんマスターakaうどんDJの気の利き方が堂に入ってきた。
そしてそのうどんマスターが最後に奇跡を起こす。
待て次回!