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女木島

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瀬戸内紀行、一日目は宿泊先でもあった女木島を。
この島はすぐ隣に浮かぶ男木島と対をなす瀬戸内の島々の玄関口とも言える島だった。
高松からはフェリーで20分。
海水浴場と宿泊施設さらにはキャンプサイトまで用意されていることで日帰りもしくは泊まりがけで遊びに来るには最適な島と言える。
そしてこの島は別名を「鬼ヶ島」と言う。
そう、おそらくほぼ全ての日本人が慣れ親しんだあの童話「桃太郎」の舞台となったあの島はここがモデルだと言われているのだ。
と言うわけでもちろん鬼が住んでいたという洞窟を探索に。



どんなおどろおどろしいとこかと思えば歓待されちゃって。


でも洞窟の入り口はかなり狭く、中へ入ると夏なのに寒いくらい。


そして、でたーーーー。


解説して頂いたおっちゃん。非常にしゃべりが明快でなおかつユーモアに満ちた素晴らしいツアーだった。


かの有名な真実の口は日本の鬼からその着想を得たそうです。うそです。


こういう観光地のほつれにグッと来る。



そして鬼達の満面の笑み!オニハコワクナイデスヨー。


あたいの彼は力持ち!!



と、まあ当然本当に鬼がいたなんてことはなくて実際この洞窟を根城にしていたのは瀬戸内海で力をもっていた海賊だったそう。
この紀元前100年あたりに作られたと推定されている洞窟は入り口を低く狭くすることで敵から見つかるリスクを減らし、中に入れば三叉路が広がり敵の動きを攪乱できるように設計されていた。
つまりこの洞窟は正真正銘、人が自力で作った人工洞窟であって天然の鍾乳洞とはその出立が大きく違うのだ。
証拠として亀の甲天井と呼ばれる鉄製のノミで削られたあとがキッチリ残っていたりした。
ちなみに童話の桃太郎は、その昔この女木島を拠点にしていた海賊を第7代孝霊天皇の息子であった稚武彦命(わかたけひこのみこと)が制定しに行ったという伝説を基にしているそう。
色々な解釈を許容する童話だけに眉唾なこともあるけれど、遠い遠い時代に意識を飛ばすのもこうやって土地土地を巡る醍醐味だ。


洞窟のあった山から見下ろした女木島のビーチ。
Pen Liteジオラマモードでの撮影。