トレイルから海沿いまで

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僕のいま住んでいるところから見える山。今日はそこに行ってきました。ランで。


部屋から山までは距離にして1キロ程度しかないため比較的気楽にけるのがgood。でも、当然ですが坂道ばっか。

オフロードを前にして心肺をやられるっていうね。


さらに長い階段を何度も登ってついにトレイルへ。

この無骨なルックス。たまらん。
しかしそんな森林浴気分も普段走っているアスファルトとの勝手の違いで走り方を模索しながらだったので初めのうちはじゅうぶんに楽しめず。
しかし以前にハセツネ完走者の後輩からいくつかコツのようなものは聞いていたのでそれを思い出しながら。
とにかく登りは走ろうとなんて考えずに一歩一歩エネルギーの無駄遣いを避けていきます。
場所によってはもの凄く細い道で一歩間違えれば滑落必至な箇所も。


そして走り始めてしばらくするとなんだかどんどん楽しくなってきました。
って、そうやって調子に乗っていると突然虫が耳に突撃で思わず「うわぁ!!」って大きな声をあげる始末。かっこわりぃ(笑)
ある地点からは下りの道も入ってきたのでその時は待ってましたとばかりにギアチェンジ。
この辺りの強弱のつけかたがものすごく面白い。
やがて目の前には大きな鉄塔が。

なんかこういうのドキドキします。自分だけの秘密基地見つけたみたいなね。思いっきり露出してるけど。
そして振り返ればこの景色。


あまり深入りして帰れなくなるのも怖かったので(なんせ手ぶらなもんで)ここらで今来た道を引き返します。
で、帰りなんですがこれが最高に面白かった。今まで時間をかけて登ってきた道を駆け下りる快感といったら!
途中で倒れた木を踏みつけてジャンプ、そのままの勢いで駆け下りていく流れなんて、もう野生児気取りですよ!
結局登りにかけた時間の半分以下で下山できたのと、勢いづいて気分がアガリまくっていたせいで
「よっしゃ今度はこのまま海まで行くぞ」
と、そのまま今度は真反対の方向へ。


山から飛び出した男がまず通り抜けたのはアーバンな色香漂う元町。


このコントラスト!さっきまでの野生児はすでにシャレオツ代表の顔で走り抜けていきます。
すれ違う女達がみんな俺に惚れてましたね。これリアル。


そして神戸にはチャイナ・タウンもあるぞ!(小さいけど)


店先の売り子さんたちが「我愛你(ウォーアイニー)」と走り去る俺の背後で叫んでいましたね。これシリアス。


そしてついにたどり着いたのは神戸ハーバーランド




生まれも育ちも海なし県の私としましては海が目の前にあって空が青い、それだけで射精一歩手前。
わずか2時間超で山、街、海を楽しめるなんて、神戸はマジで最高です。


それにしてもトレイルはいいトレーニングになるわ。
夏場のランにはもってこいですね。強いランナーになるぜ!問題は虫だなぁ…。