王様と奴隷

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飛行機の機内アナウンスなのですが、普通とひと味違います。



なんか単純にいいなぁと思うのです。
こんなことがやれてしまう彼も、それをしっかり受け止める乗客達も。
「国民性」とか言うと簡単に一言でまとめんなよ、とか思う人もいるかもしれないけれど僕は確実にそれがよく表れたヒトコマだと見ますよ。
日本人はよく捉えれば礼儀正しい(この礼とか儀を重んじる文化こそがまさに国民性でしょう)のですが、それを通り越して慇懃無礼というかやり過ぎだろうというくらいに
へりくだってみたり、またはそれを当たり前のように期待していたり。
接客業なんかだとたまに主従関係かと思うようなやりとりもあったりして辟易します。
お客様は神様です」なんてアホみたいなこと言ったやつがいるもんだからおかしな常識がまかり通ってるとしか思えませんね。
もちろん商売は供給にたいして需要してくれる人がいるからこそ成り立つわけですけど、需要する方だって供給してくれる人がいるから助かってるとも言えるでしょう。
つまりお互いに敬意を持って付き合っていけないのかなというのが僕の言いたいこと。
需要者と供給者の関係性は決して王様と奴隷のそれじゃない。
なんか基本的に接客業って不当にステータスが低く見られがちだと感じるのは僕の偏見でしょうか。
うーん、紹介したかった動画からはちょっと飛躍した話題になってしまいました。でもこれは本当に訴えたい事柄だったので書いてみました。