異常で過剰な愛情

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浅草キッド水道橋博士によって2006年に発表された「博士の異常な健康」が今年新たに加筆部を加えて文庫版として再発された。


僕は単行本を読んでいたはずなのだけれど、家を探してもどこにも見つからなくて
「あれ?読んだ気になっていただけだったかな?」
と自分でもよくわからなくなったので文庫版を購入しました。
うん、読んでませんでしたね。
僕は博士が好きで他の媒体で博士が色々とこの本で書いているようなことを話したりしているのを
聞いていたので何となく読んだ気になっていただけのようでした。
肝心の内容ですが芸能界のルポライターを自任する博士だけに健康に関してもとにかく自分で試す。実感する。そして書く。
と、手法が徹底されていて内容に説得力があります。
話は大きく5つに分かれているのですが、その分量と熱量から最後の2つに対して異常な愛情があることは明白。
最後の二つとは「バイオラバー」と「加圧トレーニング」
もうね、博士は先見の明がありすぎ。
加圧トレーニングの興隆ぶりはもう言うまでもないけれど、バイオラバーに関しても少しずつ科学的な検証がなされてきているから
世間一般に浸透するのも時間の問題じゃないでしょうか。
ていうかこの本を読んだらバイオラバーの完全無欠さを思い知るしかないもの。
男にとっては第一章の発毛・増毛は読み逃せないし、女性にしても第三章の胎盤エキスで美容問題についても言及があるので読み逃し厳禁。
ちなみに第二章は近視・老眼治療についての話なのでこれはもう老若男女全方向を完全カバー。
素晴らしいサービス精神です。さすが博士。