Honkytonk Man

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映画 「センチメンタル・アドベンチャー」 1982 米
監督:クリント・イーストウッド
主演:クリント・イーストウッド
   カイル・イーストウッド


もう何作目になるのかイーストウッド詣で。
今回はイーストウッドが自身の息子を助演に招いて作ったロードムービー「センチメンタル・アドベンチャー
ロードムービーといえば出会いあり別れあり、そしてドタバタありで、それらを通じてキャラクターの成長を描いていく
ものだと思うのですが、イーストウッドはその手法を自分の息子を使ってやったのだから親としては最高の経験
だったことでしょうね。
とは言え劇中ではイーストウッド演じるレッドはカイル演じるホイットの叔父ではありますが。
でもね、往々にして子供が、それも兄がいなかったり、いたとしても年が近かったりすると憧れるのって
叔父だったりしません?
それもその叔父がいわゆる普通の兄ちゃんじゃなくてちょっと悪かったりすると余計に憧れる。
真似してタバコとか酒とか試してみたり、劇中ではさらに女まであてがわれたり。
そしてそんな二人を見るにつけ、
イーストウッドはどんな気持ちでこのシーンを、そして映画を撮っていたのだろう」
と微笑ましくさえなりました。
ところどころ笑える箇所もあって最後にはしっかり締めてと構成もバッチリ。
僕もこの映画のイーストウッドみたいな叔父がいたらなぁと純粋に羨ましくなりました。