記者クラブという最後の利権

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極端なことを言えばこの世は情報でできているといっても過言ではない。
街を歩けばどこを見ても大きな看板。ちょっとの隙間にも広告が張り巡らされる。
すれ違う誰かも情報の塊だ。
着ている服、髪型、会話の内容、そのすべてが情報になる。
家にいればきっとテレビがついているだろう。新聞が広がっているだろう。
そしていまあなたはインターネットという情報の海を漂っている。
つまり世界には情報が無尽蔵に漂っている。
その中で一人の人間が自力で探せる情報なんてたかが知れている。
だからこそその情報を集めて編集して届けてくれるメディアが重宝される。
たったいま国内では、海の向こうでは何が起きているのか
それを知ることで多くの人は多大な恩恵にあずかることになる。
だからこそメディアは多くの利用者を抱え、そして肥大していく。
しかしそのメディアが情報を正確に伝えていないとしたら?
情報を扱うメディアそれ自体に欺瞞があったとしたら?
この日本にだけ存在する不思議な情報機関。
それが記者クラブ
政治家や官僚の利権にはどんどん切り込んでいく割に自分たちは旧態依然とした利権構造にドップリ。
政権交替で日本に新しい風が吹き込みそうな2009年・秋。
その中でもしぶとく利権にしがみつく彼らの実態の一片をどうぞ。


週刊上杉隆―亀井大臣に同じ会見を2度行わせる、 記者クラブの呆れた抵抗