9月9日 番外編

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とりあえず本日分のうどん屋を制覇した我々。
しかし太陽はまだ天高くからその光を地上へ投射しているではないか。
「時間もありますし、どこかへ行きましょう」
うどんマスターの提案は次の二つ。
ひとつは、”あの”大ヒット映画セカチューのロケ地である海沿い近辺。
もうひとつは、”あの”日本有数の古典中の古典平家物語の舞台にもなった屋島
筆者が選んだものは言うまでもない。
セカチュー!!!


なわけがない。
実をいえば高松について屋島の看板を見た時からここには必ず、と考えていた。
吉川英治先生の新・平家物語を読破している筆者としては当然の成り行きだ。
そして車は急ぎ屋島へ向かった。


料金所を超えて車は駐車場へ滑り込む。
そして我々は素晴らしき景色に早速オミマイされる。

見よ!海と太陽の壮観なこと!
そして瀬戸内の島々の雄大さよ!


しばらく茫然と目の前の景色をただ見ていた。
しかしせっかく屋島へ来たらやっておかなければならないことがある。
それはかわら投げだ。
その由来等を以下に引用する。

合戦に勝った源氏の将兵が陣笠を山上から投げて勝どきをあげた古事に
ならい、小さな素焼きのカワラケを投げ飛距離を競うもので、屋島名物の
一つ。遠投力ではなく風にうまく乗せるのがコツ。戦勝にちなみ、受験の
合格祈願にも霊験があるとか。


さあ筆者も挑戦だ。
「これを投げるんやでぇ」


それにしても合格祈願にきくとは聞き捨てならん。
よし、それなら長年の夢をここで叶えてやる。
「どうか、」

ジュノンスーパーボーイに、」

「なれますよーに!!」


これであとは審査委員会から電話が来るのを待つだけだ。
楽しみだなぁ!!


そして帰り道でここからの景色に想いを馳せる。

あの川中で義経の弓流しをはじめとする戦のエトセトラがあったのだと思うと身震いさえする心持ちになる。
源平は確かにあそこで戦ったのだ!
旨いうどんに瀬戸内の雄大な景色。さらにはロマン溢れる歴史の舞台まで。
あかん!もう香川にメロメロや!
さあ明日も楽しむぞ!