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映画「オーシャンズ１２」
監督：スティーブン・ソダーバーグ
主演：ジョージ・クルーニー
　　　ブラッド・ピット
　　　マット・デイモン

昨日の許されざる者と一緒になにを見ようと考えたときにスカッと爽快になれそうなやつと決めて選んだのがこれ。
一応はその役割を果たしてはくれましたがとりあえず一言。

オーシャンズサボリ過ぎじゃない？

結局今回はそれぞれのメンバーが得意の技術を使って財宝を奪うというこの映画の肝がごっそり抜け落ちていてしまって面白さは皆無。
別にそれが映画の肝じゃなくてもいいじゃん、という人がいるかもしれませんがそれがないならあんなにたくさんの人数で窃盗団を形成することの必要性がなくなってしまうわけで。
それに映画の中で張っていった伏線の回収の仕方がまた力技でしたね。
ナイト・フォックスの警備システムのかいくぐり方とか、ホログラム使うとか、いや別にフィクションだし荒唐無稽でもいいんですよ？
でも前回の大掛かりな犯行計画からするといかんせん地味ですよね。荒唐無稽なら荒唐無稽なりに突き抜けて欲しかったです。
突っ込みどころは結構満載ですが唯一救いだったのはキャサリン・ゼタ・ジョーンズが綺麗だったこと。
これだけのために見ても損はしないかも。かなりツボでした。