明日はどっちだ

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ストレートニュースを鵜呑みにするとどうやら麻生首相都議選の結果に関わらず今の政権を維持する気持ちがあるようで。
毎日新聞より。

主要8カ国(G8)首脳会議(ラクイラ・サミット)から帰国した麻生太郎首相は11日夜、首相公邸に到着後、河村建夫官房長官と今後の政権運営について協議した。

 首相は河村氏に対し、12日投票の東京都議選について「国政と直接的な関係はない。イタリアの記者会見で話した通りだ」と述べ、与党が過半数割れしても、政権を維持する意向を改めて強調した。


僕はこの姿勢に賛成です。
というのは前の首相の福田の二の舞だけはしてほしくないから。
いわゆる「花道退陣論」ってやつですか?最後に大舞台で一花咲かせて勇退ってやつ。
つまり福田前首相は親父の福田赳夫元首相が果たせずに終わったサミットという舞台を踏むことで親父越えをすると同時に親父への弔いもしたから次の人どうぞってな具合で首相の座を譲ったという憶測です。
これほんとふざけた発想でさ、国政の舞台を個人の思い出作りに使うなっての。
いや、ほんとに福田がそんな腹づもりだったか知らないですよ?
政権・与党内からの圧力も相当なものだったでしょうしね。
でも実際にそのあとしばらくして例の政権投げ出しもやってるわけで。
そんなにコロコロ変わる国のトップにどこの誰が信頼をおけるかって話ですよ。
外交の麻生(!?)が今回どんな外交巧者ぶりを発揮したかは知りませんが、これで麻生首相まですぐに辞めたとしたらその時こそ日本の国際舞台での地位は完全に失墜するでしょう。
だから麻生首相には明日がどっちに転ぼうとも辞めてもらうわけにはいかんのです。
辞めるのは正々堂々衆議院選挙で負けてからでいいの。そうすれば一応理屈は通るでしょう。選挙で負けたので仕方なくトップの座を降りますとね。
というわけで明日の都議会選挙、今にも結果速報後のマスコミの狂乱っぷりが目に浮かびます。
自民惨敗政権交代いよいよ実現濃厚”とかでトーンは一致かな。