キャラハン

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映画「ダーティー・ハリー」
監督:ドン・シーゲル
主演:クリント・イーストウッド


イーストウッド詣での一環として。
タイトルはずっと知っていましたが作品の内容や設定等の知識は全くのゼロ。
イーストウッドが拳銃をぶっ放すことで有名といった残念なイメージしかありませんでした。
ストーリー展開はいたって単純。
連続殺人犯の下衆野郎(犯人役のアンディ・ロビンソンの下衆っぷりが本当に下衆要素満載で素晴らしい)をサンフランシスコ市警の刑事ダーティー・ハリーことキャラハンが追いかけて退治するだけ。
しかし劇中ではそのキャラハンの捜査方法を巡って法律という不完全な装置がその不完全さを露呈したりと興味深いシーンもあって映画としての深さも味わえます。
それにしてもこの当時(70年代前半)のアメリカはかっこいいですね。
服装、車、街並み全てを見ているだけで楽しめる。
映画の初めの辺りでキャラハンがホットドッグを食べるシーンがあるのですが、画になるもの。
今のアメリカがそこまでかっこいいと思えないのはどうしてだろう?
日本が進歩したから、ではなさそうですが。