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新EXILEネット“大炎上”…初心忘れて結局「金」by 夕刊フジ

人気絶頂のボーカル&ダンスユニット「EXILE」が“兄弟分”だった「J Soul Brothers(JSB)」のメンバー7人を加えた計14人で再出発した。賛否両論は覚悟の上での賭けだが、インターネット上では所属レコード会社の社長ブログがファンの批判で大炎上する騒ぎになっている。

 EXILEは1日に東京・帝国ホテルで、メンバーの増強を発表。続いて2日は東京国際フォーラムで開かれた「第23回日本ゴールドディスク大賞」の授賞式に出席し、「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」邦楽部門を受賞した。昨年発売したCD、配信の推定売上高は198億800万円を記録。昨年のエンターテインメント業界での“独り勝ち”が改めて証明された。

 リーダーのHIRO(39)は、「この賞に恥じない最高のエンターテインメントをお見せして、ファンの皆さまへ必ず恩返しをします」と、14人でのさらなる挑戦を誓ったが、まだ簡単には納得していないファンもいるようだ。

 所属レコード会社、エイベックス・グループ・ホールディングスの松浦勝人社長(44)のブログには、EXILEの新体制に関する書き込みが殺到。上限の3000件を超え、新規コメントができない“大炎上”状態となっている。その大半は、批判や戸惑いだ。

 ≪はっきり言って最低です。(中略)ファンのことなんて考えてません。今日ショックで学校休んでしまったり、保健室にいる子どももいる≫

 2日午後、書き込まれた3000件目のコメントだ。EXILEに合流したJSBへの同情も多く、≪どれだけのファンを悲しませるのですか? 何よりもJSBが可哀想で涙が止まりません≫といった声も。

 中心メンバーで所属事務所社長も務めるHIROには、≪初心を忘れずとか言いながら結局金。HIROさんはもうとっくに初心なんて忘れてしまっている≫など、辛辣だ。

 もっとも、HIRO自身は90年代前半に音楽ユニット「ZOO」の一員として、大ブレークと人気低迷の両面を身にしみて知っており、「恵まれた今こそ挑戦すべき」とメンバーを叱咤。賛同するファンの声も少なからずある。

 これには、HIROの盟友、松浦社長もブログ上で≪100%皆が困惑すること、そしてヒロ自身にも、もしかしたら非難が集中すること。さまざまなことはヒロはすべて想定していて、それでもこれに踏み切る勇気と自信≫と記述。ファンの強烈な拒絶反応は産みの苦しみとして“想定内”との見解を示している。

 ■音楽評論家・富澤一誠氏の話 増強は唐突すぎる印象だ。昨年2月メジャーデビューして軌道に乗った「J Soul Brothers」の合流もファンは納得しにくいだろう。ただ14人体制でダンスはより派手になるだろうし、ボーカルのパワーアップやハーモニーの厚みも期待できる。よりよいパフォーマンス集団にしようという意気込みなのではないか。


初めに立場を明確にしておくが、私は彼らのことはよく知らない。いわゆる好きでも嫌いでもないというやつだ。
そして私自身は今回の彼らの増員はとてもチャレンジングで素晴らしいことだと思っている。
これまた結論から言ってしまうがどうせ今騒いでいる”ファン”とやらは今年の暮れ頃にはすっかり今の体制にも馴れて相変わらずの”ファン”をやっているのだろう。
そんなもんだよ。
何事も変化をきたす時には沢山の反発や批難にさらされるんだ。そして変化するそれ自体が元々巨大なシステムだったり、変化の仕方が劇的だったりすればするほどリアクションも大きくなる。
でも、やがてそんなアレルギーは消える。そして徐々にそれが当たり前になっていく。
そんなもんなんだよ。
いいじゃない「金」のためで。
それって結局あなた達が持っているCDが「うわっ。ダサ!そんなの買ってたの?」といわれないための防御策なんだよ。(まあここまで売れている時点である程度はそんな目で見られる運命なわけだが)
つまり上記の記事にもあったように一時期は聞くことがイケテルと同義だったZOOが人気を失った途端にイケテナイになってしまった悲劇を”ファン”のために繰り返さぬように考えた結果だ。
そのために彼らは金を生み出す仕組みである必要がある。要するに売れてなければならないのだ。
それなのにこの”ファン”とかいうやつらは。どうせ一部のことでしかないのだろうけどさ。
本当に好きやったら相手がどんなになっても理解し添い遂げるだろ。それでなくて何が”ファン”じゃボケ。
あと、吸収合併されたJSBとかいうグループに同情する声がある。
確かに主役でいられなくなった彼らにはある程度同情するに足る部分もあるが、別にこれで終わりじゃないじゃん。
EXILEが終わったらまたやり直せばいいだけなのに。
むしろその時にこそこんな大きなシステムで得た経験がモノをいうほどでしょう。
今回の変化で彼らがどうなるかなんて誰にもわからない。
失敗して消えていくかもしれないし、さらに大きくなるかもしれない。
失敗した途端に「ほら見ろ」的な人が増えるのは間違いないが、そんなの結果論でしかない。
今までのままでいたって失敗はあったかもしれないのだから。
だからこそ敢えて大きな変化に挑戦した彼らを私は笑えない。