紀行

その時、歴史が動いた。香川うどん巡り2016 2日目

さぬきのうどん特集みたいな雑誌があれば巻頭を飾るか、もしくは来訪マストなお店みたいな括りで紹介されるであろう店ばかりを集中して攻めた初日。2日目の今日は高松市内や坂出エリアではなく西讃エリアを中心としたうどん巡りを敢行。市街地から外れている…

香川ストロングスタイル

香川県に来ています。例によって目的はうどん巡りなのですが世間のカレンダーより1日早いゴールデンウィークが奏功してどの店も待ち時間ゼロで入れる無敵状態。そこで今日はこの状況を活かして巡る店を人気店・有名店に絞ったストロングスタイルで編成してみ…

山岳山脈愛燦々

iPhoneで書いてます。と、わざわざ話題にしてしまう自分は旧世代の人間なんだなあと実感する日本の車窓からお送りしています。東京金沢間を新幹線で移動して思い知るのは日本は山が多いということ。全行程の2/3はトンネルなんじゃないか?つまり携帯の電波が…

越後妻有に行ってきました3

うぶすなの家ですっかりくつろいで時計の針は午後に。 あんまりゆっくりし過ぎてもこの先にはまだまだ行くところもあるしということで地元のお母さんに手を振り別れを告げる。 そうして始まった後半戦は以下のようなメニューでした。 1.光の館 2.絵本と…

越後妻有にいってきました2

全てを見ようと思ったら1週間はかかるという人もいるくらい展示物がエリアの至るところにある大地の芸術祭の里。 たった1日半しか時間を確保できなかったため、メジャーどころを抑えることを今回の主眼としました。つまりオフィシャルサイトで紹介されてい…

越後妻有に行ってきました

新潟県は越後妻有で開催されている大地の芸術祭の里へ行ってきました。この芸術祭はトリエンナーレといって3年に1度行われるのですが、実を言うと僕が行ったのはすでに芸術祭本番が終わった後で、すでに展示が終了しているものもあるという状況でした。 地…

シンガポールのごはんを食べてきました。

東南アジアの雄、シンガポール。 たちならぶ高層ビルに高級ブランドがひしめき合うモールなどベイエリアの成熟ぶりは凄まじい。 街の中心であるOrchardにいけば、あるわあるわの日本ブランド。 伊勢丹を筆頭にユニクロやまさかのダイソーまで。 日本食も選び…

ハイ!チャイナ!

初の中国。北京。色々凄かった。良くも悪くも圧倒的なエネルギー。 最終日に滑り込みで買ったものたち。 レッドブルも中華の手にかかればこの迫力。紅だぜ。 ちなみに金色の缶もあり。金の缶は炭酸が入ってない(!)バージョン。(写真は道ばたに落ちてたの…

桃園空港と霹靂布袋戲

各国を転々とする中で面倒なプロセスといえば空港でのアレ。 そう、出国や入国時の審査等々。 乗客や自国民の安全のためとは理解していても面倒なものはやはり面倒。 ある空港では「仕方ないじゃん」とばかりにチェックインカウンターまで派手に飛び出す列を…

九份!!

台北から車で約1時間。山の街・九份へ。 いまや一大観光地の町。昔は九つの家しか住んでいなかったような寒村だったそう。そのころの人たちが村にあるものを全て九つに分けて暮らしていたことが名前の由来だそう。 町めぐりのスタートは人でごった返す市場…

Schiphol

オランダ、空の玄関口スキポール空港。 出国審査を経て最後のお願いとばかりに土産物などがならぶ空間へ出ると目前に飛び込んでくるのは彼の国の名産品たち。 ここまで堂々と打ち出されると気持ちがいいくらい。 さすがに風車はないか、と思い歩みを進めると…

AMSTERDAM!!

9月、アムステルダムの空はご機嫌ななめ。 慢性的な病みたいな鈍いグレーの雲で空はどんより曇って雨が降ったりやんだり。そのくせ夕方くらいになるとなぜか晴れ間がのぞくっていう。 そして寒い。夏の終わりの秋ではなく冬になる前の秋。そんな寒さ。 おか…

ヘルシンキ空港

NYからAmsterdamへの経由地として降り立ったヘルシンキ空港。 9時前に到着から次のフライト16時まで待ち時間7時間。 今回の旅程が決まってからずっと心が重たくなってた場所。 過ごしてみれば心地よくて。JFKとは雲泥の差。全然苦じゃなかった。 DUTY FR…

In memory of...

あれから10年。 NYでは準備が着々と。

チェック・ザ・テクノロジー

ガラパゴスといえばわが国ニッポンのケータイ。 何でもかんでも盛りだくさんの機能を盛り込んで独自に進化したケータイは揶揄されながらも実は技術的なレベルの高さは相当なものだと言われています。 同じように日本の土壌で独自に進化したのがトイレ。海外…

NYC!

NYは雨。 早朝に着きすぎたためホテルのアーリーチェックインすらできず。 ブラジルからだと機内泊から強制的に街へ放り出されるのが嬉し悲しです。 荷物だけ預けて着の身着のまま朝食へ。 この人の文章読んでから場所はいつも旅先だった (集英社文庫)作者: …

futebol

休日はサッカー三昧で。 まずはプレイ。 芝生でサッカーなんて学生のとき以来。 サンパウロ、暦の上ではまだ冬のはずなのに汗まみれ。暑い・・・。 次は観戦。 地下鉄でスタジアムまで。 構内は整然としていて綺麗。 ホームにはなにやら箱型の物体が。 本の…

Sao Paulo!!

サンパウロで一番の買い物通りOscar Freire近辺にて。 高いビルもなければきらめくネオンもないけれど、外観の派手さや豪華さで魅せる店が多いのが特徴。 女性用靴の専門店melissaは2〜3ヶ月でどんどん模様替えをするそう。 去年来たときも印象的だったけ…

富士宮焼きそば

僭越ながらB級グルメ好きを自称しているだけに、いつか行かねばと思っていた町、それが富士宮。 言わずとしれたB級グルメの祭典「B-1グランプリ」において第一回大会、第二回大会を連覇した由緒ある(?)B級グルメだ。 富士宮へは東京から新幹線こだまで新…

金刀比羅宮参詣

2日間で12軒を巡り我々のうどん行脚は無事に終了した。 しかし香川をあとにする前にご挨拶をしておかなければならない場所がある。 それは金刀比羅宮a.k.a.こんぴらさん。 昨年もうどん行脚の締めくくりに訪れてありがたい風景を拝み倒した筆者達だが、今年…

三嶋製麺所

この旅をどう締めくくるのか、その問いは筆者だけでなくあのうどんマスターすらをも苦しめていた。 全ては今日のスタート、讃岐の国のキング山越の休業から狂いもつれた糸のせいだった。 それでも咄嗟の判断と冴え渡る直感でここまで筆者はアクシデントを忘…

長田in香の香

二日目の最低なスタートが嘘の様に気がつけばサクサク4軒を制覇。 時計はもう少しで長針と短針が頂点で交わろうかというところ。 さて、これがどういう状況かあなたにはわかるだろうか。 そう!世間的にはこれからお昼ご飯の時間で既にお腹はいっぱいだ。 そ…

夢ぅ

「次のお店はわたしも行ったことがありません」と言ってうどんマスターが出してきた店が夢ぅ(むう)だった。 夢ぅ。その字面、その語感、そしてうどんマスターですら未達の店、夢ぅ。 頭の中では厭が上にもトンデモなあちらのムーがオーバーラップしてきてし…

一福

今では本屋に行くとさぬきうどんの店を紹介する本がたくさん出ている。 本だけに限らずネットで検索をかけてもさまざまな評が見受けられる。 大きく紹介される店はおよそ決まっていて、そのあたりにメディアによる違いはない。紹介の仕方はそれぞれだけれど…

宮武うどん

宮武うどん復活! このニュースがうどん者に与えた衝撃は大きかったそうだ。 そうだというのは筆者が昨年初めて香川を訪れた際には既に時遅し、宮武は営業を行っていなかったからに他ならず、噂に聞く宮武系の真髄を味わっていないからだ。 それでも昨年散々…

てっちゃん

2日目。最終日。 「今日は朝から攻めますよ」 うどんマスターが自信満々に宣言する通りこの日は朝からキング・オブ・さぬきのタイトルホルダー山越、そこから谷川米穀店という豪華なセットリストで始まるうどん行脚。 あのかまたまにまた出会えると思うと筆…

瀬戸内サンセット

結局この日は6軒うどん屋を巡って初日を終了。 少しずつ暮れなずむ景色に今日食べた珠玉のうどん達との幸福な時を照らし合わせながら筆者は悦に浸っていた。 しかしその横で、うどんマスターにして今ではうどんDJの肩書きまで手にした信頼できる男ことMr.サ…

池上製麺所

往々にして地方にはその地方でのみ恐ろしい知名度を持つ人がいる。 その多くは地方局のテレビ番組で活躍するひとであったりすることが多い。 今ではすっかり全国区になってしまったが一昔前の大泉洋などその最たる例だろう。 しかしここ香川で功成り名を遂げ…

Intermission

香川を訪れてただうどんを食べただけの筆者ではない。 もちろん観光だってしております。 まず訪れたのは丸亀城。 総高60メートルにもなる石垣は日本一の高さだそうで、見るだに雄大さが増して行きます。 まずはふもとのお土産やで記念の一枚。 そこからはひ…

うどん専門店根っ子

正午を回るまでに4軒のうどん屋をめぐり勢いに乗っていた我々だったが、香川県の外れまでやってきてお目当ての店が休業という事態に見舞われてしまった。 「次はどうしましょうか‥。」落胆していたうどんマスターは気丈にも次の行き先に思考を向けている。 …